森の子ブタさん

ワーキングホリデーでカナダのビクトリアに1年間居ました。 海外でのこと、英語のこと、趣味や、日本に帰ってきてからのこと、気ままに書いていきます。

留学の不安

留学をするにあたって、やはり不安はあります。留学を決める前はネットで「留学」「ワーホリ」と検索していました。

そこでよく目にするのが、「社会人は3年働いてから留学に行った方が、帰国後の就活に有利」「お金は200万くらいないと厳しい」「たった1年間、ワーホリで海外にいたからといって英語が話せるようになるわけじゃないから、行くこと事態が無駄」といった厳しい意見の数々です。

実際私は、会社は2年で退社しましたし、貯金は100万円弱。

会社を辞めたら税金や奨学金の返済やらなんやらで、貯金も70万円くらいにしぼんでしまいました。しかも、学費を払ったりしましたので実際残高は20万円ほどしかありません。(←無謀です!)日本を出る直前までバイトをして、これ以上を貯金を切り崩さず、なんなら少し増やせるよう努めています。それでもお金に関する不安というものはなかなか消えないものです…。貧乏ワーホリ予備軍ですw

大学を卒業して就職するのは大変なものでした。なんせ超就職難と言われていましたから、エントリー・応募した企業も100社はざらです。やっと入れた1社を2年もしないで退職するというのはとても悩みました。ただ、いわゆるブラック企業というものに近い会社で、一生涯そこで働ける保証も働く気もありませんでしたから、早い段階で退社し留学へと踏み切る決断をしました。しかし、定期的にまとまった収入があるということは精神衛生上大きな救いになります。

また、私にはもうひとつの不安として両親への報告というものがありました。25年間親と一緒に住み、大きな問題もなく生きてきましたから、海外に1年間行くというのは「親に心配をかける悪いこと」という思いがありなかなか言い出せなかったものです。だた、25歳で親のお金でなく自分のお金で留学をすることを決意したので、しっかりと報告をしたら母親は「心配だけどいってらっしゃい」と言ってくれました。父親は冗談っぽく「ダメ―!」と言いていましたがそれ以降は留学に対してなにも言ってこないので、勝手にOKだと思い込んでいます。親には感謝しています。

フリーター生活は気楽で大した不便がありませんが、留学する!という目的や目標がない状態でのフリーター生活だと、また気持ちに大きな差が出ると思われます。今から帰国後のフリーター生活は精神的なダメージや不安を覚悟しています。

現段階では心も体も落ち着いていますが、実際向こうに行ったら大きな困難や苦労を覚悟しています。ここまで覚悟を決めて海外に行く理由は何でしょうか?